"塗香"作り

"聞香"と"組香"源氏香に満月の"線香"作りと、お香体験で和の香の世界を楽しんでいます♪
今回は"塗香"作り。
塗る香と書いて"ずこう"と読みます。
読めないですよね…仏教用語なのだそうです。
"塗香"は読経や写経前、参拝や墓参時に自分を清めるためのお香で「清め香」とも言われ、その歴史は紀元前3千年頃に装飾や医療用として使用され、クレオパトラも「香油」とともに用いており、仏教とともにインドから中国へ、遣隋使により日本へ伝わったそうです。

【作り方】は香りのイメージを決め、香料の配合量を決めて混ぜ合わせるだけ。私は「秋らしい優しい甘さ」の"塗香"に決めました!
全量でスプーン🥄5杯を目標に、老山白檀・龍脳・丁子・桂皮・山奈・甘松・大茴香・藿香の8種類を使用しました。

「スプーン🥄5杯」から逆算して計算で調合を決めたところ「すっごい良い香り‼︎」と何人もに褒められ配合量を聞かれ、調香しないでアッサリ調合が決定‼︎良いんだろうか…

【使い方】は身・口・意(しんくい)の三業を清めたり、香水やポディパウダー感覚で使っても良いそうです。
浅草の仏壇屋滝田商店の黒檀の塗香入れと金襴袋。袋もしっかりしており使うほどに黒檀の艶が出て来るのが楽しみ♪

和の香の世界に魅かれるのは、
知性や教養に形はない…
ココロに形はない…
香に形はない…
大切なもの❤︎には形がないから…

さて次の香は…

本日も最後までお読みいただいてありがとうございます😊どうぞ素敵な一日をお過ごしください✨







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